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研究職へのリクルートについて (2) 

前回に引き続いて、研究職へのリクルートにおける研究プレゼンテーションについて記述してみる。

まず、なぜリクルートでプレゼンテーションをさせられるのだろうか?
理由は、主に下記三点を見るためである。

第一の理由は、学生と企業間の研究内容のマッチングを見るためである。
企業側は(主に)即戦力を求めている。そのため、その企業が主流として行っている研究に近い研究を行っている学生、あるいはその企業がこれからやろうと思っている研究に近い研究を行っている学生が採用されやすい。
そのため、志望する企業で行われている研究内容を、論文検索や特許検索などでよく調べアピールする必要がある。
アピールには、自分のしている研究を志望する企業ならばどのように生かせるのかを考えるのが良い。その上で、活かせる技術や考え方を重点的にプレゼンするのだ。しかしながら嘘をついたり企業に媚び過ぎてはいけない。

第二に、研究に対する理解と考察を見るためである。
博士を採用する場合、研究リーダーとして期待している。そのため、きちんとした知識と自分で考え研究を組み立て、実験結果を理解し、さらに論理的に考察を加え、そして次の実験・研究を組み立てられるかどうかが重要視される。それをアピールするために、論理的に組み立てて研究内容を発表すること、単語の意味を正確に理解、あるいは定義し使用すること、重要な実験結果を過不足なく報告することが重要視される。
また、質問に対してもしっかりと自分自身の意見を応対できないといけない。

最後に、学位を取得できそうかを見るためである。企業は学位を持っているかどうかはそれほど重要視していない。しかしながら、博士課程の学生を採用するのならば、学位を取得している方が良いと考えている。これはリクルート活動中の業績にも関わってくる。あまりにも少ない研究業績では採用されることが難しくなる。

以上のような理由から履歴書などで研究内容を書かされ、研究プレゼンテーションが面接で行われる。つまり、上記三点でよりよい印象を残せるようなプレゼンテーションを行えばよいのだ。

企業は研究レベルの高い学生を求めている。さらに、企業内で活かせる技術を持っている学生も求めている。基礎研究に力を入れている企業ならばより研究内容のプレゼンテーションは重要視される。そのような企業に対するリクルートとアカデミックへのリクルートと似ているかも知れない
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コメント

書き込みいただきありがとうございました。

研究職へのリクルートについて丁寧な返答戴きありがとうございました。実は私は怪我と浪人の経験より他の博士修了生と比較して二年年齢が上です。そのこともあり就職活動の難易度は非常に高くなってしまうと予想しておりまして、Cantor様の詳細な企業の評価基準などの情報はこれから就職活動を行なうにあたり、非常に参考になりました。
特に一次審査、プレゼンでの重要ポイントについては、周囲に企業研究職への就職者もおらず情報が得ることが出来ず非常に苦悩しており非常に参考になりました。
今から準備しても厳しいことには変わりないと思いますが、企業と現在の研究との関連性を精査し、十分な準備を行なって就職活動に臨みたいと思います。

考察が甘いのはご愛敬ということで・・・

>博士一年様

私の紹介したエントリを参考の一つにしてもらえればと思います。

しかしながら、私が知っているケースは数社だけです。採用は個々の会社によって大きく変わってくると思います。

博士一年さんも独自に先輩や修士で就職された友人などから情報収集をして、納得のいく採用活動をして下さい。

また、リクルートばかりでなく研究の方もうまくいくことを祈っております。

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